電車通学の思い出

高校生の頃は学校まで一時間くらいかけて電車通学していた。
すると、毎朝同じ車両に乗っていると顔を合わせるメンバーがいつも同じで、自然と覚えるようになる。
このオッサンはどこどこの駅で降りるから座るために近くでスタンバイしておこう……みたいなことを考える。
電車通学あるあるだよね

今はもうあれから4年ほど経ってしまったから、当時のメンバーをちゃんと思い出すことはできないけど、いまだに覚えてる人たちはいる。

一番覚えているのは、脚がめっちゃキレイなミニスカ女子高生
顔はまあまあだけど脚ランクはA+だった。しかもスカートめっちゃ短いからほんま朝からムラムラした。
顔はちょっとギャルっぽいけどまあまあカワイイ。そして黒髪ストレート。それでいてあの素晴らしい脚を露出されると、そりゃもうずっきゅんですわ


ところで、僕が乗る電車は「早め」「遅め」の二種類があった。

「早め」は比較的すいてるし座ることもできたうえに、学校についてから時間があって、ゆったり朝ごはんを食べたり宿題をしたりとかできたから、基本的にはこちらに乗っていた。
一方「遅め」は満員電車だからなるたけ乗りたくなかったけれど、時間がモロに高校生の通学時間だったぶん、女子高生が多かった。
乗り換えを一度挟むのだけれど、乗換駅から乗りあわせる女子高生は、近所の高校がそういう高校多かったせいか、ありえんほどセクシーな子がいたのだ(田舎のJKは異常にスカート短い)。
一時間ほど立ちっぱになるけれど、それに見合った報酬はあったというものだ。

ところが、脚ランクA+の彼女が乗る電車は「早め」だった。

つまり、「早め」に乗れば、朝がゆったりできたり席に座れたりするうえに、あの女子高生が見れる! というメリットができたのだ。

彼女に出会ってから僕は早起きをするようになった。
家でご飯を食べる時間がなくても学校の教室で食べればいい。コンタクトレンズを入れる時間がなくても学校のトイレで入れればいい。
そうやって僕は「早め」の電車に乗ることが多くなった。

性欲は僕の生活習慣を向上させたのだ。


まあ、そんな子がいたんだ。
推定では年齢は一個下だ。俺が2年のころから見始めたからね


実は、その子の高校を突き止めたことがある。
しかもそれはなんと、高校を卒業してからのことだ。

ずばり、大学受験のときであった。

前期は地元からちょっと離れた京大を受けたけれど、半ば滑り止めに受けた公立大は高校への通学区間を二倍ほど行ったところにあった。
つまり、大学へ行く時に高校の最寄り駅を通り過ぎるのだ。

そしてたまたま、その時乗った電車はいつもの「早め」の電車だった。

もちろん脚ランクA+の彼女もいた。
その時思ったのだ。これは、彼女の高校を特定するチャンスだと。

当時県内の制服ランクを個人的につけていたと以前に述べたけれど、それでも県内の高校の制服をすべて把握してるわけではなく、むしろ自分の通学区間プラスアルファくらいの高校しか知らなかった。
そして、彼女の制服を見ても高校が同定できなかったので、僕はずっと気になっていたのである。

その日は大事な大事な受験だったけど、ぶっちゃけそれ以上に彼女の高校を突き止めることが大事だった。
こんなえっちな女子高生を野放しにしている高校がどこか。俺が学校周辺をうろついてちょっと注意したらないかん。

まあ、そんなことがあって、結局彼女が降りていった駅から近所の高校を探しだして、あぁこの子はこの高校だったのかぁって納得して俺は卒業してきましたとさ。

卒業してからもっかいあの電車乗ろうとか何度も思ったけど、さすがにめんどくさくて行かなかった。
今のあの子は元気にしてるかなあ。

(ちなみに俺は何も犯罪的なことはしていない!!)