盲点と乳首

盲点というものがある。

視覚情報は、眼の奥にある網膜で光刺激が電気信号に変換されて、脳に伝えられ、様々な情報処理を受けて、認知される。
つまり、網膜の神経細胞が視覚入力の第一の関所となっているのだ。

網膜で受けた視覚情報を脳に伝えるためには視神経を経由する。
視神経の出口は眼の奥の一部にある。そこでは、網膜のような視覚入力部分がないので、そこに入力された光は受容されない。
つまり、光が当たっても脳に情報が伝えられない部分がある。
それが、盲点だ。

盲点を確かめるのは簡単で、
この画像!


from http://labaq.com/archives/51014471.html

左目を閉じて右目で「+」を見る。
そのまま顔を近づけていくと、右の「●」が消える距離がある(だいたい30cmくらい)
それが盲点だ!

この盲点には面白い点がいくつかあって、
例えば上の画像では、●の部分が真っ白になって消えたと思うけど
背景色が黄色とかだったら、●の部分が黄色になる。

つまり脳には、見えない部分は周囲の情報から推測して認知する性質があるらしい。
まわりが黄色だったら、まあそこも黄色やろみたいな感じで「黄色」と認識してしまうのだ!
単色だけじゃなく単純な模様でも似たようなことがあるらしい。白黒ボーダーだったら白黒ボーダーだと認識するんだとか。


そこで僕は考えたのです。
乳首が盲点だったら乳首を認識するのか?

おっぱいには乳首が付きものである。
乳首がないおっぱいはおっぱいじゃない。
乳首の存在は、おっぱいの存在の必要条件である。
だから、脳にはおっぱいを見て乳首の存在を予測する機能があってもいいんじゃないか?

というわけで、実験!
先ほどの●の位置を、適当なヌード画像の乳首の位置と重なるようにする。
その状態で盲点がわかる距離まで顔を近づければ、●は乳首に見えるのだろうか?!

やってみた!

サンプルは仲村みうさん。
(みんなもやってみてね!)

これね。
乳首と●を重ねます。これで、さっきと同じ盲点の実験をします。

左目を隠して「+」に近づいていってね。
乳首が隠れる距離まで近づいてね。

どうでしたでしょうか。

結果から言えば、無理でした。
おっぱいの色と同じ、ベージュ色でした。
まあ、さすがにそうですわな。

実は、似たような感じで納得できる例がある。
123456789という数字の羅列を書いて、5を盲点●と重ねて見てみた人がいるらしい。
でもそこでは、●は5には見えなかったそうな。

この結果を考えれば乳首が見えなかったのも妥当だね。
単色や単純な模様などはできても、乳首や数列みたいな複雑なモノには脳は勝手に修正してくれないみたいだね。


ふっ、これ読んでほんまに片目ふさいで試した人いたら面白いなあ
なんて哀れな姿