「チンコする」ということ

「チンコする」は、「指示器を出して右折または左折をする」という意味の動詞です。

でも、あれ、おかしいな? こう思った人もいることでしょう。
「チンコ」は、男性器のくだけた呼び方です。
つまり「チンコする」はそれに類する意味であるように思うのが自然です。

それは仕方ないことです。
なぜなら、「チンコする」は、私の造語だからです。

ではなぜ「チンコする」が「指示器を出して右折または左折をする」という意味なのか?

理由は単純です。
昔、私の家のクルマの指示器の出す音がチンコっぽかったからです。

右や左に曲がろうと指示器を出すと「カッチ、カッチ、カッチ、カッチ、」みたいな乗りで「チン、コ、チン、コ、」みたいに言うのでした。
子供の頃の私はそれに合わせてチンコチンコ言ってましたし、オトナになった今でも、教習所で指示器を出すと、心のなかで「チン、コ、チンコ、」と言っていました。

私は免許をとってから一年以上になりますが、普段クルマを運転することはめったにありません。
それどころか乗用車に同乗することもめっきりなくなってしまいました。

だから僕は自転車を運転しながら言うのです。
「チン、コ、チン、コ、チン、コ、」と。

クルマじゃなくて自転車でも同じです。実際に指示器は出さなくても、こっちに曲がろう、ってときに、僕はチンコします。
「チン、コ、チン、コ、チン、コ、」と、チンコします。

だから、自転車乗っててそう独り言言ってる人を見かけても、決して通報しないでね。